先輩を家に居候させていたらいつの間にか妻が寝取られていた

僕と妻の沙織は幸せに暮らしていた。僕はそれこそ世界一の幸せ者と言っても過言ではないくらいだった。そう…幸せだったんだ…アイツが来るまでは…

もえまん 配信コミック詳細

「頼む！しばらくここに居させてくれ！」そうして土下座をしているのは僕の学生時代の先輩、黒田先輩だ。何か言えない理由があって僕を最後の頼りにやってきたみたいだ。始め、僕は断ろうと思った。何せ僕ももう独り身ではない。妻の沙織がいるんだ、いくら何でも…そう思っていた。だが、沙織は「いいですよ」そう言った。僕の先輩なら信用できる…と。確かに、僕自身も学生時代、先輩には随分とお世話になった。多少の不安はあったが、結局…彼をしばらくの間うちに迎え入れることになった。だが…この決断がそもそもの間違いだったんだ。僕のいないとき、見えない場所で、僕の幸せは少しづつ…確実に蝕まれていくことになる…。